コガワ健太-KOGAWA Kenta- 
ペン画家/イラストレーター/デザイナー/アートディレクター 
Born :J uly2 3, 1986 Aomori JAPAN 青森
 Live : IKI Nagasaki 長崎県壱岐市

 ペン画の技法を用いた作品を制作、「好奇心と多様性」をテーマに繊細かつ大胆な世界を描く。グラフィッ クデザインの専門学校を卒業後、ゲーム会社にてCG デザイナー、UI/UX デザイナー、アートディレクターを 経験2011 年よりアーティスト活動を始め、展示やライブペイント、ワークショップなど展開。海外では韓 国、パリ、モナコ、カリフォルニア等のアートフェアに出展、年齢国籍問わず幅広い層から評価を得てい る。 
ご依頼承ります。contactよりお問い合わせください。
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 ついでdesign & photo:https://tsuide-iki.com/
経歴 / Biography
- 2007 -
東北電子専門学校 グラフィックデザイン学科 修了
第11回 リキテックスビエンナーレ 入選
- 2011 -
artDive#04(日本/京都)
六甲ミーツ・アート芸術散歩2011 六甲アートマーケット(日本/兵庫)
個展「こがんち展」開催 アートスペース亜蛮人(日本/大阪)
デザインフェスタvol.35(日本/東京)
- 2012 -
A.C.T 大細密展(日本/東京)
KIAF/12 出展(韓国/ソウル)
ルーブル美術館内開催 Salon Art Shopping (フランス/パリ)
関西アートストリーム2012(日本/大阪)
doors art fair 2012 (韓国/ソウル)
- 2013 -
朝曰新聞厚生文化事業団主催 Next Art展 推薦作家選抜
ART MONACO'13(モナコ)
デザインフェスタvol.37 巨大ライブペイント(日本/東京)
- 2015 -
RedDotMIAMI2015出展(アメリカ/マイアミ)
- 2016 -
日本の美術展 上野の森美術館(日本/東京)
デザインフェスタvol.43ライブペイント(日本/東京)
個展「こがんち展#2」開催 A.C.T(日本/東京)
-2020-
⻑崎県壱岐市へ移住
-2021-
躍動する現代作家展 ⼊賞(日本/福岡)
LAMP壱岐 個展開催 (日本/長崎)
公募展”いい芽ふくら芽”inFukuoka選抜(日本/福岡)
-2022-
国際交流デザインアート展Goodwill exhibition 優秀賞(日本/宮城)
-2024-
国際交流デザインアート展Goodwill exhibition 奨励賞(日本/宮城、韓国/光州)
グループ展"La vida en color"出展(スペイン/バルセロナ)
SUMMER SONIC 2024 OSAKA ライブペイント(日本/大阪)
Fukuoka Wall Art Project 入賞(日本/福岡)

- 2007 -
Tohoku Computer College Graphic Design department
11th Liquitex Biennale winning work
- 2011 -
Kyoto JAPAN artDive#04
Hyogo JAPAN Rokko Meets Art Art Walk 2011
Osaka JAPAN personal art exhibition in Artspace Aband
Tokyo JAPAN DesignFesta vol.35
- 2012 -
Tokyo JAPAN A.C.T 大細密展
Seoul KOREA KIAF/12
Paris FRANCE Salon Art Shopping
Osaka JAPAN Art Stream 2012
Seoul KOREA doors ART FAIR 2012
- 2013 -
Next Art Exhibition Recommendation writer
Monaco ART MONACO' 13
Tokyo JAPAN Design Festa vol.37
- 2015 -
Miami U.S.A. RedDot MIAMI 2015
- 2016 -
Tokyo JAPAN Japanese Art Exhibition The Ueno Royal Museum
Tokyo JAPAN Design Festa vol.43
Tokyo JAPAN personal art exhibition in A.C.T
- 2020 -
Moved to Nagasaki IKI
- 2021 -
Fukuoka JAPAN Awarded at the Vibrant Contemporary Artists Exhibition
Nagasaki JAPAN Solo exhibition at LAMP IKI
Fukuoka JAPAN Selected from the Public Exhibition “Ii-me Fukura-me”
-2022-
Minagi JAPAN International Exchange Design Art Exhibition"Goodwill Exhibition"Excellence Award
-2024-
Minagi JAPAN International Exchange Design Art Exhibition"Goodwill Exhibition"Encouragement Award
Barcelona, ​​SPAIN Group exhibition "La vida en color"
Osaka JAPAN SUMMER SONIC 2024 OSAKA
Fukuoka JAPAN Fukuoka Wall Art Project Award

ステートメント / Statement
「好奇心と多様性に満ちた世界」
"World filled with curiosity and diversity"

コガワ健太は「好奇心と多様性」をテーマに、ペン画の技法を用い、繊細かつ大胆な世界を描く。
作品には多くの"モチーフ"が描かれ、作品としては無中心的なものが多く、鑑賞者が構成しているモチーフ同士に「何らかの接点があるのではないか」と興味を持つことによって、それぞれの関連性を見出すことが出来る仕組みになっている。
多様性という言葉が世間に浸透し久しいが、その言葉の持つイメージが「相手を受け入れよう」や「自分を認めてほしい」という、承認的言説にすり替わっているのではないかと感じている。
本来であれば多様性というのは、「個と個の興味と関係性」によって成り立つものだと考えている。
私がペンを用いて黒1色の作品を描くことが多いのは、色による認識の違い、そして個の持つ感情的性質を極限まで排除した結果と言える。
また、モチーフの輪郭を明確に捉えることで、個や種というカテゴライズを曖昧にし、それぞれの関連性にフォーカスを与えている。
この「ペンのみで描く行為」というのは、原初の人類が洞窟に狩猟の絵を描き始めた行為の再構築と捉えている。
当時は多様性という概念はなかっただろうが、その時代は多様性に満ちていたはずである。
作中では、“モチーフ”のサイズや遠近感が不整合になっている。
これは、幼い頃に目にした絵本や動物図鑑、百科事典、ゲームなどから影響を受けており、それらを自身が限りなく概念的かつ記号的に認識しているところからきている。
多様なモチーフが記号的かつ複雑に折り重なりつつも、全体としてのシェイプを保つように構成することで、「この世界は複雑かつ曖昧で構築されるが、全体としての調和が取れた中にある」ということを鑑賞者に想起させたいという思いがある。
災害や情勢不安が続く今こそ「全てが曖昧で全てが調和のとれた世界」「好奇心と多様性に満ちた世界」を再考する意味があるだろう。
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